「消えてゆく名品」

2017年2月13日 by tossymiura

2B9mmシャープペンシルはプレスマン

鋏は増太郎鋏と決めている。この鋏が切れにくくなったので

研ぎに出そうと、増太郎鋏製作所を訪ねた。

そこは、今は住宅地に変貌した葛飾区金町の元マチ工場街。

20年前、あまりの切れ味に3本も買った。

庄三郎しか知らなかった当時、お洒落感覚と切れ味抜群の

この鋏とは仕事仲間として、切っても切れない仲になった。

2代目職人、岩田仁男氏によると洋ハサミは伝統が付かない

ただの工芸品らしい。伝統工芸の刀や包丁は、いろいろ保護され

技術を伝承する人もいるが、洋ハサミは伝統がないので、伝統工芸とは、認められず、先細りの一途である。

技術を持った職人がいなくなっていく。これは鋏の世界ですが、我々の仕事環境も

あらゆる場面で似たような現象が今、起こっている。

もう遅いかもしれないが、ドイツやイタリアのように職人に

もっと社会的地位が必要なのでは。

本物にもっと光を当て、大事に育てていこうではありませんか。

金儲け主義から技術をはぐくむ社会になることを願っています。

 

DSCF5529DSCF5532

DSCF5537DSCF5534

DSCF5536

 

益太郎鋏

Comments are closed.