ステンカラーコートについて 拘りブログ-1

2017年8月5日 by tossymiura

ナチュラル・ショルダーに拘るから1枚袖ラグランスリーブになった。

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袖山に縫い目がある2枚袖ラグランは、肩パットの入ったジャケットなりを
インナーに着て、様になる。いわゆる肩が協調されるシルエット。私は、これがテーストに合わない。80年代にさわりで肩が協調されたファッションをしてみたが・・・。あのサンローランも50年代はナチュラル・ショルダーだった。これは2006年にパリのMARCEAUにある彼のアトリエでSMOKING FOREVERという10年を1時代としたスーツの展覧会を見て確認できた。まさしくこのナチュラル・ショルダーが50年代以降のトラッドの基本になっている。

私は、「洋服は肩で決まる」といっても過言ではないと思う。我ブランドは、肩の傾斜をナチュラル・ショルダーにすべてのアイテムを併せてある。
余談ですが、この肩傾斜が解っていない洋服もあり、着心地に差が出るのである。

それと、中に入れる芯地を長年研究した。わかったことは衿にエラス芯という
テーラードにも使われる麻芯(昔は、ホルマリン漬けされた麻芯で、強烈な臭いがし、今は劇薬に指定され使われていない。)が使われていたこと、それと私が一番こだわる部分は、裾が持ちかかりがあり、揺れる様に色気を感じる。
裾芯は、接着芯ではなくフラシでボリュームのある芯が絶対です。

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私の持論は、1.コートは後姿で決まる。
2. ステンカラー・コートを着たまま、居酒屋で酒を飲むな。
3. マフラーは、コートの袖に通して預ける。

カッコよくスマートに行きましょう!

華麗なる賭け
5/Aug./2017 UNIVERSAL LAB INC. デザイナー三浦 俊彦

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