石津謙介氏と三浦のトラッドカルチャーpart-3

2017年9月16日 by tossymiura

VANに在籍していた1970年代、石津社長にデザインチェックを受ける為、
毎シーズン、デザインした企画書をもって社長室に赴いた。一通りのデザインストーリーやコンセプトを説明し、各々の評価を聞くといったところ。
石津社長は赤鉛筆が好きで、気にいったら〇、 気に入らなかったら×、を大胆にかく。この時代企画書もアナログな手書きなので、これが厄介で、なかなか消えない。後の各支店企画説明会にもって行くのに苦心したのを覚えている。

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それにしても、石津さんはシャツが好きだったなー。 シャツに一番うるさかった。普段のある日、私の前でプルオーバーシャツを着たり脱いだりして、サイズ感をレクチャーされた。
カフス回りのサイズについては非常にうるさかったのを覚えている。
ボタンを留めたカフスに手をすぼめて、ストレスを感じながら入らないといけないと。確かカフスのボタン位置もカフスの真ん中ではないと聞いた。後にそんな記憶からPOLOと名付けたシャツがSOUTIENCOLの定番として生まれた。
その後、マイナーチェンジを繰り返し今のRE-MAKE POLOに受け継がれている。

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ボタンダウンの衿のロールについては、当時の企画部長でもあったT氏が
アメリカのトラディショナルに精通していて、毎日衿のロールの出具合についてお互いに研究した。嫌になるほど何日もである。
後年、そのT氏から志を受け継ぐのは三浦くんしかいないと言われ 、今では遺
品となった、HARRIS TWEEDの昔の生地見本や昔のファッション雑誌「TheNewYork
TimesMagazine」の別冊で季刊誌の「MEN’S Fashions of The Times」を受け取った。

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今また、NewYorkがマイブームになりそうな予感!
16/Sep/2017 UNIVERSAL LAB INC. デザイナー三浦 俊彦

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