Made in JAPAN に拘り Part.3

2019年1月30日 by tossymiura

タウンページで工場を調べ、可能な限り電話でやってほしい仕事の内容や、先方の条件を確認したりしている。近郊でも100を超える工場がある。
中にはオフィスまで来てくれる職人さんがいたり、ロットでお断りをされたり、又、廃業された人も3割ぐらいになる。
アパレルも工場がないので困っている現状があるが、工場もこのままで
続けられるのか、不安を抱えている。
今の60代、70代は熱い思いを持った人が多かったが、次の世代や2代目は1にお金、2に品質といった考え方の人が多いような気がする。

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パーソナルで丸縫いができるY君は、インターネットで職人や工場と消費者やアパレルをつなぐN社が運営するサイトに登録しているらしい。この会社は紹介だけで、依頼人が生地から副資材の一切を手配し、希望の服のパターンから縫製を職人に頼む。ギャラは、当人任せの交渉でこの会社がなんと3割取る。拘った人、それも素人みたいな人が生地や副資材それに仕上がったモノを見て満足しているだろうか疑問である。
一般的な工場もこの会社も、量産は1品番50着以上のロットを要求される。
我、SOUTIENCOLは、26年前からあまり生産数は変わっていない。
OUTER,COATなんかせいぜい10~20着程度、モノによってはそれ以上のモノも
無いではないが。昨近こんな少量生産に苦心している。

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こんなことから、問題は以前はできたのに、今はできない現実。このまま行くと3年で拘った商品や少量生産が出来なくなる。
しかし、消えかかった火を復活させたいという人も、こんな現状だから出てくる。情熱は伝承すると信じる。

私事ではなく、無心で情熱のある工場と拘ったアパレルがまだまだ仕事ができる環境を作りたいと思って思案中である。

デザイナー 三浦 俊彦

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