お金をかけないでシックに着こなす法
この本が出版されたのが1977年4月でした。
著者は言っている「服装はその人の生き方の反映だ」
ファッション雑誌の反映になってしまっているなんて、とても生き方とは
言えません。調和の良くないいろんな服を、ごちゃまぜにいっぱい持つのは、
やめましょう。着ていてとても気分がよく、自分に自信がわいてきて、セク
シーになり、素敵に見えてハッピーになれるような服を、昔から仲の良い
友達とおなじように、いつまでも大事にしていくのです。
衝撃的だった。その1,2年前初めてNew Yorkに仕事で行ったときのことは
鮮明に覚えている。ソーホーなど古着屋巡りも楽しかったが、
当時ラルフ・ローレンと古着を組み合わせたSanfrancisco という何とも粋なショップがあったのを覚えている。
当時の映画の「アーニー・ホール」そのものだった。
余談ですが、当時ラルフの直営店はなく、このSanfranciscoとBloomingにセレクトであっただけ。
POPYEの創刊号がNew York特集だった。そこで紹介されている記事をなめるように辿った記憶がある。
後に、その編集長だった石川さんとテレビの番組でトラッドの対談した時のこと、
石川さん曰く、その号は創刊号の前のプロモーション版だったとか。
Cheap ChicやEsquires20CenturyMensFashionsなど当時の書籍を、
Vintage Connectionのショールームが出来たら、自由に閲覧できるよう考えている。
2019/04/18 UNIVERSAL LAB INC. Designer 三浦 俊彦